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白く縫い潰す迷い── 針と糸の制作ノート③

9月13日
読了時間: 2分

📍いつもブログを読んでくださりありがとうございます。


針と糸の制作を再開しています。手を加えたい箇所がたくさんあるので、心が逸り焦っています。


絵の具で一筆いれるように、縫い糸はその一筆を加えるにもちくちくと小さく小さく積み重ねていきます。そして今まで縫っていたところを白く縫い潰しているのが今の状況です。そうして白い糸を加えて真っ新な画面に戻そうとしているのです。


だけれど、もうひとつ別の方法があります。それを試さないのはなぜだろう。いやならば縫った糸をすべて外してしまえばいいのに。紙から糸を抜いたなら、ぶつぶつとした小さな穴だけになり、縫わない状態に戻せるはず。


なのに糸を加えて白に戻すのは、元の絵が取っ散らかっているからです。画の中にある要素がバラバラで見にくいので、一度白に戻したい。縫う前には戻らないけれど、白い色で元の色を隠しながら盛り上がる白い糸の凸凹はマチエールのような役割になり、白の中にさまざなな色が混じり合うという風に複雑になるからです。


とはいえまだよくわからず手探りで進んでいます。焦りは次の展開を早く目にしたいが為なのです。しかし針と糸はゆっくりゆっくり進むことを望んでいるのです。



💬制作の様子はこちらからご覧いただけます。



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