2026年度版初めてのカレンダー:リノカット版画と“紙の風合い”を楽しむ
- 6 日前
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📍いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
12月3日になりました。
今年最後の一ヶ月間、時間の流れの速さを感じつつ一日一日を後悔しないように過ごそうとしているところです。
今日は、以前から記事にしていたカレンダーを一足早くオンラインショップに掲載しました。
すでにショップをご覧くださった方、本当にありがとうございます。
まだの方が、制作の裏側や想いを知っていただくことで、より興味をもっていただけたら嬉しいです。

1枚ずつ手でする「リノカット版画」のカレンダー
今回のカレンダーは、リノカット版画(linocut)という技法を使い、6枚の図柄をすべて手作業で摺りました。
2か月ごとに1枚、合計6枚。
版を彫り、インクをローラーでのせ、丁寧に紙へと写し取る、昔ながらの版画の工程です。
使っている紙は、少しクリーム色がかった厚手の紙。
手に持つと、ほどよい重みと温度があり、手摺りならではのインクの“テカり”や、かすかに浮き上がる凹凸が感じられます。
リノカット版画は、特別な機材がなくても制作できますが、だからこそ手の動作が作品の表情に直結する、とても誤魔化しの効かない技法でもあります。
今回は版を彫る工程自体が久しぶりで、彫刻刀を入れたときの「スクッ」という感触がとても気持ちよく、改めて版画の楽しさを実感しました。
綴じない“バラバラのカード形式”にした理由
今回のカレンダーは、あえて綴じずに、1枚ずつ独立したカード形式にしています。
これは、今年の個展以降私が意識してきた「なるべくゴミや不用品を出さない制作」という考えがきっかけになりました。
綴じるための金具や厚紙台紙、リングなどは便利ですが、使い終わった後に分別が必要だったり、そのまま処分すると環境負荷が大きくなってしまいます。
そこで、自宅にあるクリップやピン、木製スタンドなどを使って自由に飾っていただきたいと思い、この形式にしました。
バラバラの6枚だからこそ、
玄関に1枚
デスク上に1枚
本棚に季節のカードのように立てかける
気に入った図柄だけ額に入れる
など、使い方を自由に広げられます。
“紙のカレンダー”だから生まれる小さな豊かさ
スマートフォンやPCのカレンダーが主流になっていても、紙のカレンダーが手元にある実感は、やはり特別なものだと感じます。
ふと予定を確認したいとき、スマホを起動するより早く「視界に入る」便利さと、何より、紙の持つ存在感がその空間をやわらかくしてくれます。
アート作品を飾るほどではないけれど、「毎日自然に目に入るものを少し良くしたい」という気持ちの延長で、カレンダーを選んでくださる方が多いのかもしれません。
今回のシリーズは、人の顔と表情をテーマにしながら、空・星などのモチーフを少し散りばめ、見ている人の一年が穏やかに流れていくような、そんな気持ちで制作しました。
来年2月の似顔絵展にも持っていきます
2026年のカレンダーは、オンラインショップに先行して掲載していますが、来年2月の似顔絵展(越ヶ谷の糀屋 蔵 )にも実物を持参する予定です。
リノカット版画は、写真では伝わりづらい「インクのかすかな厚み」や「摺りむら」が魅力でもあります。
ぜひ会場で、紙の手触りごと感じていただければ嬉しいです。
もし作品を迎えてみたいと思ってくださったら
オンラインショップ(BASE)には、このカレンダーのほか、小さな作品やグッズも置いています。
サイズや価格をできるだけ手に取りやすくし、「初めてアートを買う」という方の背中をそっと押せるようなラインナップにしています。
作品を迎えることは決して大げさなことではなく、暮らしの中に「小さな変化」を置くような感覚です。
もしカレンダーの図柄が気に入っていただけたら、まずはぜひオンラインショップを覗いてみてください。
1枚ずつ丁寧に摺った作品が、きっとお部屋の空気を変えてくれると思います。
オンラインショップへのリンクは、ブログの下に掲載しています。
どうぞ気軽に覗いてみてくださいね。
【BASE:オンラインショップ】
📢いよいよ12月5日(金)カレンダーの発売です!お楽しみに。
BASEではポストカードやドローイング作品を取り扱っています。是非一度ご覧になってみてくださいね。2026年のカレンダーを販売します。
【note:もうひとつのブログ】
noteではWixブログで書いた内容を、読みやすくわかりやすいテキストにしています。
写真を交え、アートについて発信しています。こちらも是非楽しんくださいね。





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