10月11日:6日目、夜のギャラリーと作品お渡しの準備
- 10月11日
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個展『gaze』6日目、無事に終了いたしました。
朝からの冷たい雨にもかかわらず、ご来場くださった皆様、そして作品や額入りポストカードなどをご購入いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
雨の週末は、静かで、お客様とじっくり作品を鑑賞する時間がゆっくりと流れる1日となりました。
1. 緊張と責任。作品を送り出す裏方仕事
展覧会で大変有難いことに作品をご購入いただきました。会期終了後にお渡しするための準備を、この週末を利用して進めています。
作品は描いて終わりではありません。お客様の元へ無事に送り届けるまでが、作家の仕事です。
自作する「差し箱」と「黄袋」
作品をお渡しする箱は「差し箱」といい、ホームセンターで1畳分ある大きな板の段ボールに展開図を書いて、一から自作しています。一度作った経験があるため、今回はスムーズに作業を終えました。
そして、作品を保護する「黄袋(きぶくろ)」の準備です。
実は事前に用意していなかったのですが、この黄袋は作品を大切に扱う日本の美術品流通における正式な衣装のようなものです。
今回は今後のためにも布を染めて自作に挑戦しました。まず、市販の黄袋のような鮮やかな色を出すため、ターメリック(ウコン)を購入し、酢と一緒に煮込んで布を染め上げます。目指すのは、ゴッホのひまわりのような鮮やかな黄色です。
作品証明書
共シール
自作の差し箱と黄袋。
この一連の流れは、購入してくださったお客様の顔を思い浮かべながら進める、緊張と責任に満ちた時間です。
市販品もありますが、自作することで、自分なりのこだわりが反映でき、いざという時の準備時間も予測できるようになります。
2. 夜のギャラリーはドラマティック!
週末は2時間長く開廊しており、初めて夜のギャラリーを体験しました。
あたりが暗くなると、昼間の自然光で見るのとは全く違う、ドラマティックな空間が生まれます。スポットライトが墨と和紙のテクスチャをより際立たせ、作品が深い影を帯びて浮かび上がります。
夜のギャラリーは、作品の持つ「物語」が強まる、特別な時間です。もし機会があれば、ぜひ夜の鑑賞をおすすめします。
3. いよいよ明日、最終日へ。そして次なる挑戦
個展『gaze』はいよいよ明日、12日(日)が最終日となります。
準備期間を振り返り、これほどまでに自身の表現を「カタチ」にできたこと、そしてこの7日間の現実に今立ち会っていることが、自分自身でも不思議でなりません。
この経験を、次回の展覧会ではさらに「会期を伸ばす」という挑戦に繋げたいと思っています。皆様を会場でお待ちしております。
★会場に足を運ぶのが難しい方も、オンラインで作品をご覧いただき、ご購入いただくことが可能です。続々と出品作品を公開しましたので、どうぞご利用ください。
コラム:作品の「黄袋」とは?なぜウコンで染めるの?
作品を包む黄袋(きぶくろ)は、額装された絵画や書、彫刻などを保護するための特注の布袋です。単なるホコリよけではなく、作品の表面や額縁を傷から守り、丁寧に取り扱うプロの証として使われます。
なぜ黄色、そしてウコン?
黄袋の色は一般的に黄色が用いられますが、これは古くから高貴な色とされてきた歴史に加え、実用的な理由があります。
特にウコン(ターメリック)で染めるのは、ウコンに含まれるクルクミンという成分に、天然の防虫・防カビ効果があるとされてきたためです。
湿気や虫の害から大切な作品を守るための、日本の美術品に受け継がれてきた先人の知恵が詰まった、非常に合理的な習慣なのです。

gaze
あなたのまなざしが作品を完成させる。
静けさと動きが織りなす世界で、 あなたの内なるまなざしと 作品が交わる、特別な体験を ぜひ会場で感じてください。
個展のご案内
個展「gaze」
開催期間:2025年10月6日(月)〜10月12日(日)
場所:M-gallery
住所:332-0016 埼玉県川口市幸町3-1-15-G
時間:11:00〜16:00(初日13:00-/土日 18:00まで)
入場無料





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