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三寒四温と大局観

  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

📍いつもブログを読んでくださりありがとうございます。


この時期の事務作業を終えてスッキリした気分になったところで、今月のざっくりとした予定を立てていました。


傍らには読んだばかりの文庫本。


ぱらぱらとめくりつつ、今月は刺激的な現代アートではない展覧会も一つ二つ観にいきたいなと思ったのでした。


緊張感の高まる世界情勢のなかで、展覧会の選び方を見直す。刺激的な大型展ではなく、自分の手の内で温められる作品へ。外圧から制作と文章を衛るという姿勢について綴る。
柳宗悦『民藝とは何か』バーナード・リーチ『日本絵日記』ここで語られているものを、忘れていた。バーナード・リーチの日記に添えられているスケッチの線の流麗さと確かなデッサン力、空間と空気感の画面。それらはドローイングの道はもっとずっと先につながっていることを蘇らせます。

世界情勢と、美術館のあいだで


先月26日未明から始まったパキスタンとアフガニスタンの空爆、28日のイスラエルとアメリカによるイランへの空爆で最高指導者のハメネイ師が死亡したという最新ニュースから周辺地域の不安定が増しています。ますます緊張感の高まる世界情勢が続いています。圧倒的な力の差がある中で対話なく振りかざす容赦ない暴力のその先は。


そうした現実のただなかで、美術館の中で起きていることが世界の相似形である。


問題にコミットメントすること=当事者であることを促す作品群に触れると、心も頭も二項対立を迫られるかのようで苦しい気分が続きます。


もちろん、それらが重要でないということではありません。

ただ、いまの自分の状態は、同時に起きる世界を手放さずにいたい反面、その強度を受け止めきれないという感覚があります。


Web広告で目にする刺激的な現代アートの大型展覧会の陰で、ひっそりと、静かに開催されている展覧会を見つけ、自分の手の内で温められるサイズの作品にも会いに行きたくなるのでした。



制作を衛る大局観


三寒四温のこの時期。


「大局観を持つ」というテーマを、自分の中にそっと置いています。


急降下する気候と、揺らぐ世界情勢の不穏さ。

その両方に足元をすくわれないように、制作と文章を衛ることもまた必要です。

ともすれば、描きはじめたもの、書きはじめたものが、一瞬で吹き飛んでしまいそうな外圧。その外圧から制作は切り離し、衛ることが作品の内に吹き飛ばされないものを宿すと考えています。



BASEでは2026年カレンダーやポストカードやドローイング作品を取り扱っています。是非一度ご覧になってみてくださいね。


noteではWixブログで書いた内容を、読みやすくわかりやすいテキストにしています。

写真を交え、わたしのアートについて発信しています。こちらも是非楽しんくださいね。

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