作業進捗19:最後の追い込み!ここぞというときの「集中」とは。
- 9月20日
- 読了時間: 3分

先日ブログに書いた「作品を急遽増やす」というミッション。
個展まで残り15日となりました。
描画に集中したいのですが、どうにも筆が進まないもどかしい時間が続いています。
画の世界に拒まれるような時間
パネルにグアッシュで描く「まなざしと差異」シリーズ。
初日に大きな形を描き出した後、二日目は色をさらに重ねていきます。
しかし、絵の調子も、自分の調子も掴めず、筆は迷い、なかなか集中することができません。
まるで、画の世界に拒まれているような、その入り口にも辿り着いていないような疎外感、もどかしさ。
時間的な焦りや自己信頼への揺らぎ、画に対する罵倒。集中を削ぐようなノイズが、私の周りをぐるぐると取り囲みます。
「意図的な休憩」で集中を取り戻す
そんな時は、こまめに時間を区切って休憩を挟みます。
10分弱で、一度絵から離れるのです。喉を潤したり、立ったり座ったりと小さな動きをすることで、気分を切り替えるようにしています。
これは、集中力は長時間持続するものではなく、一瞬の没入や閃きを掴むためにある、と知ってから実践していることです。
人が集中できる時間とは?
そこで、人が集中できる時間について改めて調べてみました。
深く集中できるのは15分が目安 人間の脳が、一つのことに深く集中できる時間は限られていて、一般的に15分から20分が限界と言われています。この時間を過ぎると、脳のエネルギーが消費され、効率が落ち始めます。
脳の負荷で集中時間は変わる 創造的な作業や複雑な思考を伴う「ディープ・ワーク」は、多くのエネルギーを消費します。私の作品制作のような、深い集中を必要とする作業は、短い休憩を意識的に挟むことが大切です。
「意図的な休憩」が集中力を高める 集中力が途切れるのは、脳が疲れたというサインです。数分間の休憩を挟むことで、脳は情報を整理し、リフレッシュできます。この休憩は、作業効率を上げるために必要不可欠な時間なのです。
最後に
この集中と空白の繰り返しが、私にとっては「ドタバタな記録」なのかもしれません。
この「ドタバタな記録」を皆さんと共有することで、私もまた一歩踏み出せるような気がしています。どうぞ、この5日間のドタバタな記録にお付き合いください。

gaze
あなたのまなざしが作品を完成させる。
静けさと動きが織りなす世界で、 あなたの内なるまなざしと 作品が交わる、特別な体験を ぜひ会場で感じてください。
個展のご案内
個展「gaze」
開催期間:2025年10月6日(月)〜10月12日(日)
場所:M-gallery
住所:332-0016 埼玉県川口市幸町3-1-15-G
時間:11:00〜16:00(初日13:00-/土日 18:00まで)




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