「ピカソ・ミロ・バルセロのセラミック―カタルーニャへの愛」― 訪れる前に知っておきたい見どころ
- 7月4日
- 読了時間: 4分
📍いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
中断していましたが6月中旬には「スペイン・カタルーニャ」のつながりとして、アントニ・ガウディ、パブロ・ピカソ、ラモン・カザス、サンティアゴ・ルシニョルの作品を見て来ました。そして、ヨックモックミュージアムでは2月10日~12月20日までの長期間「ピカソ・ミロ・バルセロのセラミック―カタルーニャへの愛―」が開催しています。
この展覧会を知った当初から惹かれすぐにでも観に行きたかったのですが、12月まで開催していることと青山方面へ行くなら他の展覧会との兼ね合いから、やっと今月になって見に行くこと予定を立てました。向かう前に、この展覧会の開催概要と見どころを公式HPなどからまとめてみました。
展覧会の核となるテーマ
開館記念第6弾となる本展で、ヨックモックミュージアムが世界有数の規模で収蔵するピカソのセラミック作品500点以上のコレクションを軸に構成されています。
青春時代をバルセロナで過ごしたピカソ、創作の源泉をカタルーニャに求めたミロ、マジョルカ島を拠点にしつつ先達二人を敬愛するバルセロという三者三様のカタルーニャへの思いが、絵画ではなく陶芸という共通の器の中に結晶しています。
従来「ピカソ・ミロ・ダリ」で語られがちだったスペイン近現代美術の系譜に対し、「ピカソ・ミロ・バルセロ」という新しい枠組みを提示している点も注目されています。
見どころ
① バルセロ×古谷和也の共同制作(国内美術館初公開)
ミケル・バルセロと信楽の陶芸家・古谷和也が共同制作したセラミック作品が、本展の目玉として初めて国内の美術館で展示されます。マジョルカ島出身のバルセロと、日本の信楽焼という異なる土地の陶芸文化の融合が見どころです。
(以前見に行き、面白かったので楽しみです。)
② ピカソのセラミックにおける「遊び心」
対談記事では、お皿や水差しの形をそのまま生かしながら遊び心豊かに造形を展開しているピカソの作品の魅力が語られており、絵画とは異なる「用の器」という制約の中での自由な発想がポイントになりそうです。
💡2026展覧会レポート#43|ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ@国立新美術館(この展覧会でもピカソの陶芸作品のブースがありました。)
③ ミロとバルセロ、二人の“カタルーニャへの敬愛”という縦の系譜
独裁政権下でも自治を追求し続けたカタルーニャ自治州を第二の故郷として愛し続けたミロと、同じくカタルーニャ語圏出身でピカソとミロを先達として敬愛するバルセロという、世代を超えた精神的なつながりを見ることができる。
④ 三者三様の「素材との対話」
三人とも画家でありながらセラミック制作にも精力的に取り組んだという共通点があり、絵画的な発想が土という素材とどう格闘し、変換されているかを見比べられる構成になっている。
⑤ 会期限定の関連企画
併設カフェ「ヴァローリス」にて、本展を記念した3種のクリームソーダ(紫=バタフライピー/緑/赤、各1,200円、2026年6月24日〜9月末の期間限定)。
🟣紫は神秘的な印象を、🟢緑は伝統的な親しみを、🔴赤は「カタルーニャへの愛」という感情的テーマを象徴する設計とのことで、鑑賞後の余韻を味わうのに良さそうです。
ワークショップ「ピカソ de アート『カタルーニャ 愛のシンフォニー』」(2026年7月25日開催)など、学芸員同行の鑑賞から派生した体験型プログラムも継続実施中。
初めて行くミュージアム、カタルーニャの巨匠と現代アーティストの系譜、陶芸。
と好奇心が高鳴る展覧会です。鑑賞レポートをどうぞお楽しみにしていてくださいね。
会期:2026年2月10日(火)〜2026年12月20日(日)月曜休館(ただし月曜が祝日の場合は翌平日)
会場:ヨックモックミュージアム(東京都港区南青山6-15-1)
開館時間:10:00-17:00 (入館は閉館の30分前まで)
観覧料:一般 ¥1,400
あわせてどうぞ
詳しい活動はこちらから→【プロフィール】
お仕事のご相談はこちらから→【お問合せ】



コメント