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Megumi Karasawa
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唐澤 恵
|越谷 画家|
。グレイ ドローイングでまなざしgazeを探求
記憶と内面の風景を紡ぎ
。困難を表現で乗り越えるレジリエンスの物語を発信
.
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心地よいと、呪い。|千早 茜『西洋菓子店プティ・フール』、『さんかく』を読んで
千早作品の中でもスイーツや食べ物がたくさん出てくる物語を2冊読みました。「視覚だけではなく、触覚・嗅覚・味覚など五感を使って書く」ことを意識している著者の食べ物の描写は、官能的でもあるし、美しさや愛おしさを持って文字から香りたちます。
今回の2冊、男女の名付けられない関係のあいだに、食べることと、料理された食べ物が存存在感を持って描かれています。
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9月29日読了時間: 4分


限界越えもしょっちゅうの毎日が、実は、今まででいちばん遠く遠くに進めるのだ|小川糸『キラキラ共和国』、『椿ノ恋文』を読んで
子どもが増えて一人では抱えきれないことも、限界越えもしょっちゅうの毎日が、実は今まででいちばん遠くへ進める——小川糸『椿ノ恋文』が今のわたしの気分に一番寄り添う一冊でした。
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9月23日読了時間: 5分


心に秘めておけない。|垣谷美雨『あなたのゼイ肉、落とします』、『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』を読んで
垣谷美雨のエッセイ集と連作短編、2冊をあわせて読みました。コロナ禍の閉塞感と自分の来し方を振り返る『行きつ戻り死ぬまで思案中』と、身体の脂肪だけでなく「心のゼイ肉」を落とすダイエット指導員を描く『あなたのゼイ肉、落とします』。どちらも読んでいて自分に刃が向いてくる2冊です。
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9月22日読了時間: 4分


女性が求めるもの|阿刀田高『リスボアの女』、金井真紀『テヘランのすてきな女』を読んで
今回読んだ金井真紀『テヘランのすてきな女』はイランのテヘランに住む女性たちをインタビューした本です。著者が取材で出会った人たちはどうしているだろう。無事でいるだろうか。今年見た映画「手に魂をもって歩いてみれば」の監督もイラン出身で、祖国を離れ亡命しています。
阿刀田高『リスボアを見た女』は公式の史実には現れない女性のお話しです。
鉄砲伝来の技術と引き換えに嫁がされたと言われています。
日本と海外の女性について書かれた本を2冊ご紹介します。どうぞお楽しみください。
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9月16日読了時間: 4分


反転する世界――ネガから浮かび上がるもの|朝井まかて『最悪の将軍』、多和田葉子『ボルドーの義兄』を読んで
固定した評価を裏返す朝井まかて『最悪の将軍』と、漢字を反転させることで文字の意味を問い直す多和田葉子『ボルドーの義兄』。異なる手法で、見慣れたものの別の顔を見せてくれる2冊です。
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9月15日読了時間: 4分


身体と海の傷跡|千早 茜『グリフィスの傷』、『ひきなみ』を読んで
目に見えない傷が、ある衝撃でガラスを割る——「グリフィスの傷」。船が通った跡のように、消えずに道をひく——「ひきなみ」。千早茜の2冊は、身体と記憶と海を通して、消えないものの存在を静かに問いかけます。
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9月8日読了時間: 4分


正直に心のうちを語れる場所|小川糸『食堂かたつむり』、『ツバキ文具店』を読んで
「お会いしたことのないあなたに対しての方が、ずっと正直に心のうちを語れる」——鎌倉の代書屋・鳩子の言葉が刺さりました。小川糸『ツバキ文具店』と『食堂かたつむり』、設定がすでに本を完成させている2冊です。
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9月7日読了時間: 4分


それが聞きたかったよ!|垣谷美雨『あなたの人生、片付けます』、『四十歳、未婚出産』を読んで
口に出して言うと憚られるようなキツいことが、物語の中では語られている。「会いたかったよ〜」と手を振ってくれるような包容と連帯——垣谷美雨、初めて読んだ2冊でそう感じました。
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9月3日読了時間: 4分
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