4月に行きたい展覧会ー日本民藝館・東京都美術館・ワタリウム美術館
- 3月29日
- 読了時間: 5分
更新日:3月31日
📍いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
4月の始まりに向けて少し早いですが、足を運びたい展覧会をご紹介します。

1.日本民藝館
開館90周年 河井寛次郎と濱田庄司
開催概要
陶芸家の河井寬次郎(1890~1966)と濱田庄司(1894~1978)は、東京高等工業学校(現・東京科学大学)で出会い、生涯にわたって親交を深めました。二人は柳宗悦(1889~1961)の思想に共鳴し活動する中で、1925年に柳と共に「民衆的工藝」略して「民藝」を造語します。創設90年記念第一回の特別展では、「民藝」の出発点に立っていた河井・濱田両名の作品を展示し、それぞれの魅力を紹介します。
テキスタイル、服飾、手仕事、針と糸と暮らしにまつわる展覧会をみる機会が増えました。前回の「北欧のテキスタイルと暮らし展」から六本木クロッシング、沖潤子さんの個展、「湿地」の呉夏枝さんの作品と関連する流れの中で、日本の職人の手仕事を「民藝」運動として大きな流れを作った柳宗悦と一緒に活動した河井寛次郎と濱田庄司の陶芸作品を観に行って来ます。
また、場所的に近い代官山で開催されている真木千秋さんのテキスタイルアートの個展にも足を運び、現代と近代を往復しながら、民藝の遍歴を感じられたらと思っています。
💬2026年3月20日(金・祝)―5月27日(水)|日本民藝館|10:00–17:00
💬2026年4月2日(木)~12日(日)|ヒルサイドテラスF棟1階|11:00~19:00
2.東京都美術館開館
100周年記念 スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき
開催概要
ヨーロッパ北部、スカンディナヴィア半島に位置する国スウェーデン。本展は近年世界的に注目を集める、スウェーデン美術黄金期の絵画を本格的に紹介する展覧会です。
スウェーデンでは、若い世代の芸術家たちが1880年頃からフランスで学び始め、人間や自然をありのままに表現するレアリスムに傾倒しました。彼らはやがて故郷へ帰ると、自国のアイデンティティを示すべくスウェーデンらしい芸術の創造をめざし、自然や身近な人々、あるいは日常にひそむ輝きを、親密で情緒あふれる表現で描き出しました。
本展はスウェーデン国立美術館の全面協力のもと、19世紀末から20世紀にかけてのスウェーデンで生み出された魅力的な絵画をとおして、自然と共に豊かに生きる北欧ならではの感性に迫ります。
1月後半から始まったこの展覧会も、4月12日に閉幕となります。
都美術館100周年という特別な年に、スウェーデン美術黄金期の絵画を見ることができる貴重な機会でもあり、一度作品を見ておきたいと思っています。
北欧といえば、テキスタイルやデザイン、インテリアなど、暮らしにまつわる芸術を思い浮かべますが、絵画についてはこれまであまり見る機会がありませんでした。
寒く、日照時間の短い土地で、画家たちはカンヴァスに何を描いたのでしょうか。
前回見た「北欧のテキスタイルと暮らし展」を足がかりに、本展とのつながりを見いだせると、面白い鑑賞になるかもしれません。
💬2026年1月27日(火)~4月12日(日)|東京都美術館|9:30~17:30、金曜日は20:00まで
3.ワタリウム美術館
ジャッド|マーファ展
開催概要
20世紀を代表するアーティストとして知られるドナルド・ジャッド(1928-1994)は、1970年代にニューヨークを離れ、メキシコにほど近いテキサス州の町マーファに移り住んだ。そこで彼は町に残る建物を、生活の場、制作の場として作り変え、さらに自身の作品やダン・フレイヴィン、ジョン・チェンバレン、イリヤ・カバコフなどの作家の作品の恒久的な展示スペースを作るためチナティ財団を設立した。こうしてジャッドが追求し続けた一つ一つの空間は、半世紀の時を経た今も、ジャッドが意図したままの姿でマーファにあり続けている。
本展は1950年代に制作された初期の絵画作品、1960〜90年代の立体作品に加え、ジャッドがマーファに残した空間について、ドローイング、図面、映像、資料を通して紹介する。これらの作品や資料を通して、展示を「その場限りのパフォーマンスにしてはならない」という、アートと展示がもつ完全性に対するジャッドの強い信念を発見いただきたい。
また、ワタリウム美術館の創設者、和多利志津子が1978年にジャッドを日本に招聘し開催した「ジャッド展」(1978年2月22日〜3月22日)のドキュメントのコーナー展示も設けられる。
ドナルド・ジャッド「Donald Judd:Design」を鑑賞したのは、この展覧会が開催されると知ったからでした。
事前に家具や版画を見ておくことで、本展の理解が深まるのではないかと考えたからです。それほどジャッドの作品は、一見しただけで何かがすぐに分かるというものではありません。
本展は立体作品のほか、初期の絵画作品やドローイングも見られるというので、興味が湧いています。彫刻家の描く絵画やドローイングを見るのが私はすきなのです。
難解でどこまで鑑賞を味わうことができるか少し不安もありますが、手がかりと引っ掛かりを突破口に、楽しめたらと思います。
💬2026年2月15日(日)- 6月7日(日)|ワタリウム美術館|11:00-19:00
他にも
●三菱一号館美術館「トワイライト、新版画―小林清親から川瀬巴水まで」
●アーティゾンミュージアム「クロード・モネ —風景への問いかけ」
も行けたらと考えています。
BASEでは2026年カレンダーやポストカードやドローイング作品を取り扱っています。是非一度ご覧になってみてくださいね。
3月27日更新📝【note:もうひとつのブログ】
noteではWixブログで書いた内容を、読みやすくわかりやすいテキストにしています。
写真を交え、わたしのアートについて発信しています。こちらも是非楽しんくださいね。



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