top of page
Megumi Karasawa
Official Site
唐澤 恵
|越谷 画家|
。グレイ ドローイングでまなざしgazeを探求
記憶と内面の風景を紡ぎ
。困難を表現で乗り越えるレジリエンスの物語を発信
.
検索


森英恵という脱皮——二冊の本が覆したもの
森英恵の蝶は、シグネチャーである前に「メタモルフォーゼ」だった——展覧会の後、著書を三冊読んでそう思った。『あしたのデザイン』には現役の活気が、『グッドバイ・バタフライ』には引退後の静かな眼差しがある。ファッションとは男と女を考えることだ、と森は説く。服が魅力的なのは、それを着る人間の魅力を育むから。
-
14 時間前読了時間: 3分


Idem Parisが連れてきた一冊——原田マハ『ロマンシエ』、読後の正直な感想
Idem Paris の展覧会がきっかけで手に取った『ロマンシエ』。パリの工房を舞台にした小説——設定だけで読む前からわくわくしていました。でも読み始めて、何かが違った。多和田葉子の文章にベルリンが宿るように、原田マハの文章にパリが宿ることを期待していたのだと、読み終えてから気づきました。
-
5月20日読了時間: 3分


「壁」への応答ー2026年5月前半の読書から。
明治の女性画家が信仰の中に見つけた光、40年を経て完成した村上春樹の「壁」、そしてガザから届いた生の声——5月前半の三冊は「壁をすり抜ける声」というテーマで静かに響き合いました。表現することが、壁への唯一の応答なのかもしれない。
-
5月15日読了時間: 5分


【英訳付き】白と祈りの物語——イコン画家と尼僧、信仰をめぐる2冊
【英訳付き】5月は修道院とイコンをめぐる2冊を読みました。
朝井まかて『白光』は、実在のイコン画家・山下りんの生涯を描く歴史小説。信仰・差別・写実画への憧れ……時代と画家と信仰という3つの軸が絡み合う、読み応えのある一冊。
多和田葉子『尼僧とキューピッドの弓』は、ドイツの修道院に滞在する主人公が覗く、尼僧たちの俗でロマンティックな内側。タイトル通り、口どけのいいスイーツのような読み心地。
同じ「信仰」を扱いながら、まったく異なる2冊。その対比がおもしろかったです。
-
5月7日読了時間: 5分


美術館・民藝・ローカル文化をめぐるおすすめ3冊ー2026年4月前半の読書から。
2026年4月前半に読んだ3冊を紹介。学芸員の視点から美術館の裏側を知る一冊、ミュージアム論の入門書、そして福島をめぐるノンフィクションまで、アートと社会をつなぐ読書記録です。
-
4月15日読了時間: 3分


展覧会のあとで、言葉を探す
午後に思い立ち、日本橋で開催されていたテキスタイルの作品展へ。電車では獅子文六『断髪女中』を読みながらモダンガールの時代に思いを巡らせました。帰宅後は展覧会レポートを書きながら、自分の感じたことを生の言葉で残すことについて考えた一日の記録。
-
3月14日読了時間: 2分


3月4日。歴史の伏線と、いま起きていること
テヘランへの軍事攻撃が続くなか、
2013年の一冊を読み返しました。
遠いはずの戦争が、
ドバイ空港の停止という形で
急に近づいてくる。
それでも日常は止まらない。
毎朝目が覚めるということの重さを考えました。
-
3月4日読了時間: 3分


「人はなぜ交差し、すれ違い、言葉を探し続けるのか?」-2026年2月前半の読書から
2月前半に読んだ3冊から。
偶然に交差する人生、越境する言葉、そして「自分ひとりの部屋」。
物語と創作の条件について考えた読書メモです。
-
2月15日読了時間: 4分


知ってしまったあとに戻れない場所で
ある作品を見て、知らなかった世界には戻れないと感じた週末。
日常の中で見落としていた感覚や、自分の立ち位置を静かに見つめ直しています。
「日々の切れ端」として綴りました。
-
2月8日読了時間: 2分


「人はなぜ忘却に抗うのか」「物語はどこに刻まれるのか」——2026年1月後半の読書から
忘却に抗うために壁に言葉を刻むこと。
地図という線で世界を支配しようとすること。
レコードの針が飛ぶように、日常がわずかにずれる瞬間。
1月後半に読んだ3冊から、
物語と記憶、身体の行為について考えました。
-
1月30日読了時間: 6分


年始に読みたい”日記”というジャンルー『83 1/4歳の素晴らしき日々』
年始に読み返したい「日記」というジャンル。
83歳の男性が高齢者施設で綴った365日の日々と、アニメーション映画『しわ』が重なって見えてきた、老いとユーモア、そして書くことの効能について書きました。
-
1月2日読了時間: 7分


見えないものを描き、消えゆく今を刻む──二冊の本から届いた言葉
「見えないこと=不自由」という思い込みが、三冊の物語を通して静かに覆されました。
全盲の白鳥さんと巡る美術館、そして朝井まかてさんが描く盲目の娘・おあいの献身。彼女たちの姿から気づかされたのは、見える情報の多さがかえって本質を曇らせることもあるという事実です。
絵を描く私にとって「見ること」は命題ですが、それは目だけで完結するものではない。視力に頼らない「世界との対話」について、制作の視点から綴りました。
-
2025年12月20日読了時間: 4分


bottom of page





